教育立国推進協議会に参加させていただいています

本当に有難いご縁で、国会議員の下村博文先生が会長を務められる教育立国推進協議会参加させていただいております。教育改革を進めるため、今年中に提言書をまとめるための協議会です。

以下、中村が感じたことを非常にフランクな口調で書かせていただきます。

【今回の協議会で思ったこと・学んだこと】

1.日本は世界的にもまれにみる、教育に税金を使っていない国である。だいぶ末期だけど、このままだと本当にまじでヤバい。日本終わる。

<エビデンス>
・OECD諸国(38ヶ国の先進国)の中で教育の公費負担が最下位レベル。
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200901/1295628_005.pdf
・先進国内だけでなく、世界の中でも公的教育費が低い。
教育費対GDP比が日本は107位(下の資料では135位)
https://www.globalnote.jp/post-1479.html

2.韓国は2000ー2010年で教育に投資したから今ITがすごいことになっている
(日本はその10年で変化なし。)
日本では人が育っていないから、日本には優秀な会社がこない。とのこと。やば。

3.なんでこんなに教育に税金が使われてこなかったかというと、少子高齢化のなか政権を握るには、23%しかいない子育て世代のための施策を打っても票が得られないから。むしろ支持率下がる。だから年金のこと(高齢者がうれしいこと)ばっかりいう。今日本は「シルバー民主主義」。

というのが続いていて、予算を増やそうという要求も国政の中では上がってこなかったそう。
課題があったとしても文科省の中でもみ消されてしまう傾向があるそう。やば。こわ。

【雑記】

「10年後までに日本から勉強嫌いな子をなくす!」というミッションをもって、そしてこのような機会に恵まれて、初めて政治というものに興味をもった。

東大に行くためにあんなに勉強したのに、こんなに国のことを知らない、この国の未来に興味も持っていないし、知識もなかった。この状況こそが、今までの教育が生み出した結果なのだと思う。

日本を代表する頭脳であるはずの東大生が、人に興味を持つこともなく、国に興味をもつこともない。そんな東大生(東大生だけでなく大学生全体で言えるのかもしれないが)がとても多いように感じる。それは、個々の当事者のせいではなく、教育の内容、仕組みがそうさせているのだと思う。
早急に変えていかないとならない。強くそう思った。

あと、あっちゃんのYOUTUBE大学を見ていて思うけど、脱炭素のこととか2030年の世界とか、こんなに大事なのに知らないことがたくさんありすぎて、、、、、知らないまま教育に携わっていることに危機感を感じるし、これって日本の川の名前覚えるより、古典文学読めるより絶対に大事だよね。って思う。個人的に古典は好きだけど。

でも、これだけ危機感を感じている人がいっぱいいるんだから、絶対に変えられると思う!
頑張ろうー!!えいえいおー!

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